PARODIUS-1990年(コナミ)
MSXで発売された「パロディウス」の続編、
(もしくはリメイク)がアーケード版として登場しました
<パロディウス-タイトル画面>
サブタイトルの 「神話からお笑いへ」は
アーケードの “グラディウスIII”にあった 「伝説から神話へ」
から繋がっています
その名の通り、パロディ版グラディウス
“パロディウスだ!” 自体は、
普通の横スクロール型のシューティングゲームです
グラディウスシリーズと ほぼ同じルール、
同じような展開、になっています
ゲームに登場するキャラクターにパロディ要素が
あります
“ちちびんたリカ”はグラディウスII
ちちびんかリカとは、ステージ2の最終ボス
(の1つ前のボス)です
<パロディウスだ!のちちびんたリカ>
これはグラディウスIIの最終ステージのキャラの
パロディです
パロディウスだ!を代表するキャラですね
“イーグル佐武”はロス五輪のマスコット?
パロディウスだ!の ステージ2のボス、イーグル佐武
<パロディウスだ!のイーグル佐武>
実はこれ、ロサンゼルスオリンピックのマスコット
“イーグルサム”のパロディだそうです
楽しい音楽(BGM)クラシックのアレンジ
このゲームは音楽もパロディ化しています
よく知っているクラシック曲をアレンジしています
ステージ1 ポルカ「雷鳴と電光」
ステージ1ボス リムスキー=コルサコフ 「熊蜂の飛行」
ステージ2,3 チャイコフスキー「くるみ割り人形」
ステージ3ボス オッフェンバック「天国と地獄」
ステージ4 ハチャトゥリアン「剣の舞」
などです(他にも多数あります)
ゲームデザインも改善?
ポップなグラフィックなので、システム的にも
グラディウスと違う部分はあります
しかし、ゲームデザインも見直されています
シリーズで、もっとも易しい?
グラディウスといえば、硬派なシューティング
ゆえに、
難しいゲーム
でもあります
(アーケード版に限定です)
特にグラディウスIIIは 難しくて有名ですが、
初代グラディウスすら 全ステージクリアを
成し遂げるた人は少ないでしょう
しかし、パロディウスだ!は比較的簡単に
全ステージクリアをして、エンディングにたどり付けるでしょう
(あくまでも比較的、です)
1ボタンでOKになりました
ボタン3個
・ショット
・ミサイル
・パワーアップ
は、グラディウスシリーズ共通です
画面を見ながらボタン3つを使い分けるのは
かなり難しく、ショットとミサイルは同時に
押してる人も多いのでは?
パロディウスだ!では“オート”というモードがあり、
これを使うと、ボタン1個でショットとミサイル、
パワーアップは自動で行なわれるようになります
“オート”はお勧めです
(マニュアルモードでは 3ボタン健在です)
ツインビーにあったベルシステムを採用
ゲーム中に黄色のベルが出現し、撃つ毎に
青 -> 白 -> 緑 -> 赤
と変化します
黄色以外の色のときに 自機に接触させると
色に応じた攻撃が可能になります
<パロディウス-青ベル“スーパーボム”>
<パロディウス-白ベル“メガホン”>
<パロディウス-緑ベル“巨大化”>
<パロディウス-赤ベル“菊一文字”>
ほとんどの装備(攻撃)も 時間が限られていて、
(時間制限がなくても 一発ショットを撃てばなくなる)
それほと使い勝手はよくないです
なので、ゲーム進行に有利、とは言えないでしょう
シリーズの伝統、「死んだら終わり」
1機失ったら、という意味です
やられてしまうと、全装備がなくなった状態になります
これは辛い!
しかし、パロディウスだ!も同じシステムなんです
パロディウスだ!の最後は?
全10面、結構長丁場です
最終面はグラディウス1のパロディー
グラディウスシリーズの最終面は
敵要塞内部なのは共通です
<パロディウス-ステージ10>
グラディウス1に こんなシーンありますね
そしてラスボス戦
<パロディウス-ラスボス>
これもグラディウス1と同じような場面です
シリーズ共通でラスボスは攻撃してませんが
本作も同じです
そしてエンディングへ
よくわからない演出です
敵の星(?)が歪みはじめ、
その後ボールのように跳ねます
そしてダメージを受けたようになります
<パロディウス-エンディング1>
そこをタコ(自機)が星を周回して
こちら側に飛んでくるのですが、
<パロディウス-エンディング2>
画面に激突してしまいます
この後、スタッフロールになり
終わると2周目が始まります
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