BOSCONIAN-1981年(ナムコ)
8方向レバーとボタン1つという
シンプルなシューティングゲームですが、
レバーを倒した方向に進む(スクロールしていく)
という画期的な仕組みでした
つまり8方向にスクロールが可能なわけです
と言っても、背景が宇宙(背景がない)ので
技術的にはそれほど高度でなかったかも知れません
ボタン1つは 敵を撃つショットなんですが、
前後に発射するおかげで、追尾されてる敵を
倒すことが可能です
基地全滅でラウンドクリア
このゲームの面(ラウンド)クリア条件は
基地を全て破壊することです
レーダーで確認しよう!
画面右側の紫の部分がレーダーです
<ボスコニアン-ゲーム画面>
レーダーには
・自機
・基地
・その他 重要な敵
が表示されています
スクロールゲームなので、画面では確認できない
基地の位置を把握できるのは ありがたいです
移動できる領域の 上下、左右は繋がっています
遠回りしないようにしましょう
基地の倒し方は2通り
これがボスコニアンの敵基地です
<ボスコニアン-基地>
基地は真ん中の赤い部分に当てることができれば
1発で破壊できます
ただ、当たる位置に合わせるのは簡単ではなく、
敵や弾がある状態では無理できません
しかもゲーム序盤は開いたままの赤部分ですが、
閉じたり開いたりもします
開いた瞬間、ミサイルのような敵が出てきます
もう一つの倒し方は、周りの丸い部分(6箇所)を
全て壊すことです
結構面倒ですが、ラウンドによっては
こちらのほうが安全に倒せるかも知れません
このゲーム特有のデザイン(ルール)
撃ってやっつけるだけ、のゲームですが
いろいろ盛り上げる要素があります
コンディション制による難度変化
画面右側に「CONDITION」という欄があり、
Green、Yellow、Red の3種類に変化します
<ボスコニアン-コンディション>
それぞれの色で、敵の攻撃状況がわかります
・Green - 敵は少なく速度もゆっくり
・Yellow - 敵は増えてきて要注意
・Red - 敵だらけ ほぼ回避不能
普段はGreenとYellowを繰り返すだけですが、
時々飛んでくる“スパイ機”を撃ち損じると
Red になってしまいます
ちなみにRedになった状態
<ボスコニアン-コンディションRed>
これは逃げ切れない!
“スパイ機” は黄色いので すぐ発見できます
音声でも教えてくれるので必ず倒しましょう
<ボスコニアン-スパイ出現>
音声によるプレイヤーへ助言(警告?)
当時としては珍しく、喋るゲームでした
といっても技術的には厳しくて モゴモゴした感じです
何を言ってるのか わかりませんでした
でも、
・Battle Stations(編隊機が接近)
・Spy Ship Sighted(スパイ機を見つけろ)
これぐらいは覚えることになります
敵が敵を撃つ?
今のゲームからすると意外な特徴です
敵本体と敵本体とでは 当たり判定がなく、
素通りします
しかし、
・敵の弾と敵
・背景物(岩や機雷)と敵
は、接触すると破壊されます
シューティングゲームにおける理不尽の一つが
解消されたでしょうか?
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