レースゲームの革命、3Dへ/ポールポジション

アーケードゲーム

POLE POSITION-1982年(ナムコ)

 

疑似3Dを使用したレースゲーム

 

アーケード初のレースゲームではないが、

自車を後方から見る方式は、このゲームで

確立され、以降のレースゲームの基礎となった

 

ポールポジション-ゲーム画面
<ポールポジション-ゲーム画面>

 

操作方法は、車に似せた大型筐体のため

ステアリング(ハンドル)とアクセル/ブレーキ

そして “HI”と “LO” の2段階シフトレバー

 



ポールポジションは画期的

 

疑似3Dであり、プログラム的には “前方向に進む”

なんてことは決してありません

 

しかしプレイヤーには、リアルを感じさせるのに

十分なクォリティーがありました

 

その名の通り、ポールポジション

 

ポールポジションの本来の意味は、レースに

おいて先頭の位置のことです

 

このゲームも まずはポールポジションを

取ることです

 

ポールポジション-予選
<ポールポジション-予選>

 

このとき “予選スタートです”と音声が流れます

 

予選のタイムで スタート位置が決まります

 

意外とシフトレバーがカギ?

 

低速の間は LOWでないと加速が弱いです

 

ただし LOWでは、ある程度の速度以上が

でないので、タイミングよく HIGHに入れます

 

曲がり切れなさそうなカーブでは、

ブレーキではなく、LOWで曲がるといった

テクニックもあります

 

この時代にしては高品位

 

1982年という時代を考えると、疑似3Dとは言え

かなりがんばったグラフィックです

 

スピード感もあります

 

ただ、現実の車に置き換えると不自然な所も

多々あります

 

そこはゲームとして割り切るべきでしょう

 

ポールポジション-クラッシュ
<ポールポジション-クラッシュ>

 

ライバル車と接触すると、どちらの車も

爆発します

 

これはシューティングゲームなどにある、

“接触即アウト”的なものでしょうか

 



ポールポジションの最後は

 

予選1周、本選(グランプリ)が 4周

(ゲーム側の設定では3周)をこなします

 

もちろん、途中でタイムアウトとなれば

そこでゲームオーバーです

 

本選スタート

 

がんばってみましたが予選4位でした

ポールポジションならず・・・

 

ポールポジション-本選スタート
<ポールポジション-本選スタート>

 

たとえ先頭スタートでも、とっちみち

前にいる車を次々と追い越すことに

変わりはありません

 

そしてゴールへ

 

今回は 3周でしたが、長い!

 

いや、決して長いわけではないのですが、

“ミスれない” という縛りが

「早く終わってくれー」 になります

 

ポールポジション-本選ゴール
<ポールポジション-本選ゴール>

 

帽子をかぶった女性がチェッカーフラッグを

振ってくれます

 

ラップタイムや合計タイムは表示されますが

何位だったのかは表示されません

 

いっぱい抜いたので 1位だったのでしょうか?

 

合計タイムやスコアで、ゲームとしての順位が

ありますので、そちらで競うのでしょう

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