いろんな拳法と対決/功里金団(くりきんとん)

アーケードゲーム

KURI KINTON-1988年(タイトー)

 

横スクロール型のアクションゲーム

 

主人公は功力真拳を使う金団(という名前)

ステージ毎に さまざまな拳法使いと戦う

 

功里金団-ゲーム画面
<功里金団-ゲーム画面>

 

操作は 8方向レバーと ボタン2つ

 

ボタンは 攻撃とジャンプ

 



功里金団をやってみる

 

画面の奥行きがないので、

ファイナルファイト型とは呼べないでしょう

 

スパルタンX のような格闘アクションです

 

敵のアジトに潜入!

 

かどうかは、説明がなかったのでわかりません

 

功里金団-ステージ1-1
<功里金団-ステージ1-1>

 

地上ステージは ここ1面の前半だけです

 

この後は地下をどんどん降りていく展開です

 

そしてステージボス登場

 

割とすぐにステージボスと会えます

 

功里金団-ステージ1-2
<功里金団-ステージ1-2>

 

「功力真拳,恐るるにたらず!!」

「ふはははは・・・・」

「じゅうぶんに,たのしんでいただけたかな?」

「だがおあそびはここまで,
きさまの拳すでに見切ったわ」

「ぞんぶんにあじわうがよい,我鶴風拳を!!」

 

と、ちょっと長目の前置きの後、

ステージボス戦となります

 

1面のボスは、おそらく“我鶴風拳”の達人、

ということでしょうね

 

倒した後、ボスが捨てゼリフを一言言って

次へ進むのですが、

特にクリアしたようなメッセージが無いので

面の区切りがわかりにくいです

 



功里金団の最後は?

 

全5ステージ

 

ボリューム的には かなり短いです

 

ですが このゲームは、ステージボス戦こそが

本来の目的(シナリオ)なんでしょうね

 

ラスボスは覇王

 

ステージ5 のステージボス “覇王”が

ラスボスとなります

 

功里金団-ステージ5-1
<功里金団-ステージ5-1>

 

「うぬが功力真拳の金団か?」

「さすがは羊羹,
よい伝承者をそだてたものよ」

「だが羊羹,我と戦わせる時をあやまったわ」

「天に輝くは、我覇力光拳」

「うぬら功力は、
我覇力により輝きを失う運命にあったのだ」

「金団、我拳は
四鳥拳のような妖かしの拳とはちがうぞ」

「その体で我拳の恐怖をとくとあじわうがよい」

「たとえ神であろうとも、
我まえにたちはだかる者には死あるのみ」

「天に滅せい・・金団!!」

前置きが長い!!

 

それと師匠の名前が “羊羹(ようかん)”って

ことは、“くりようかん” ですね

 

ラスボス戦の最中、見知らぬ 2人?

 

今までにボス戦には なかったパターンです

 

功里金団-ステージ5-2
<功里金団-ステージ5-2>

 

男女が身を寄せ合っています

 

Wikipediaを見てみると、このゲームは

「クリス親子」を救出することが目的

だそうですので、その2人でしょうね

 

それにしても 覇王は強かった!

 

これは大変でした

 

このゲーム、コンティニューに制限があり、

しかも少し戻されるので、

誰でもクリアというわけには いかないでしょう

 

覇王に勝利! ですが意外な展開

 

せっかく倒したのに、横たわってた覇王は

むっくりと立ち上がります

 

「みごとだ金団!・・・・息子よ・・・・」

 

「覇王!! 今何と・・」

 

「おまえたちが赤子の時,
羊羹にあずけたのだ!!」

 

「おまえたちって・・・・ おやじ!!」

 

「我息子にたおされたは天のなさけ」

 

「おやじ・・・・!!」

 

「さらばだ息子よ!! 我に悔いなし!」

「いざ天に!!」

 

「ここはあぶない。行くぞ!金団,クリス」

 

功里金団-ステージ5-3
<功里金団-ステージ5-3>

 

そして3人はバイク(サイドカー付き)に乗って

脱出します

 

エンディング兼スタッフロール

 

エンディングというよりは、画像だけです

 

功里金団-エンディング
<功里金団-エンディング>

 

そもままスタッフロールになり、

ゲームは完全終了です

 

それにしても、最後は理解し難い展開でしたね

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