ジャレコカップ開催!優勝国は?/キックオフ(AC)

アーケードゲーム

KICK OFF-1988年(ジャレコ)

 

サッカーを元にしたスポーツゲーム

 

人やゴールの描写角度から見て、

テレビ中継のような 斜め上からの

構図のようではあるが・・・

 

プレイしてみると 立体感はなく、

真上から見た構図と変わらない

 

キックオフ(AC)-ゲーム画面
<キックオフ(AC)-ゲーム画面>

 

国の代表どうしの大会

 

しかしゲーム内で 「ワールドカップ」

とは書かれていない

 

操作は 8方向レバーと ボタン2つ

 



キックオフをやってみる

 

まだ、それほどサッカーブームでは

なかった 1988年に登場とあって、

今のゲームとは違うかも知れません

 

それに、スポーツゲームとしても

どれだけサッカー感を出してきているか

期待させられます

 

まずは自チームを選びます

 

10チームから選ぶようです

 

キックオフ(AC)-セレクト画面
<キックオフ(AC)-セレクト画面>

 

こちらは もちろん日本ですよね

 

そして対戦相手はアメリカです

 

ここで異様な光景になります

 

キックオフ(AC)-試合前
<キックオフ(AC)-試合前>

 

センターサークルで両チームが

ぐるぐる回っています

 

普通(私が知る限り)は、

始め 両チームとも横一列に並んでいて、

その後相手と順に握手し、そして

散っていく感じなのですが、

これはいったい何なんだろう?

 

昔(1988年当時)は こんなことを

してたのかな?

 

そして試合開始!

 

アメリカ戦が始まりました

 

試合時間は3分で、

スローインやゴールキックになった場合、

時計が止まるという、フットサル方式です

 

キックオフ(AC)-1試合目-1
<キックオフ(AC)-1試合目-1>

 

頭に黄色い目印が付いたキャラが

操作できる選手となります

 

操作キャラをボタンで切り替える機能は

なく、ゲーム任せになります

 

それが遅い!

 

敵がドリブルしているときは、

追い越された選手にしか切り替わりません

 

なので 常に後ろから追いかける形です

 

もう敵にボールを持たれたら、

シュートを打たれる準備をしましょう

 

ちなみに敵からボールを奪うには

ボタンを使いません

 

接触で自動で奪えるようです

 

攻撃する場合の操作は?

 

操作キャラがボールを持った場合、

レバー操作だけでドリブルし続けられます

 

ボタンは2つともキックなのですが、

味方にパスをする機能がありません

 

ボタンは “高く上げる” と、

“ライナー性のボールを蹴る” の2つです

 

蹴る方向は、レバー操作と

プレイヤーが向いている方向で決まります

 

なので蹴った方向に 味方がいることを

期待するしかないのです

 

じゃあ、攻撃はどうする?

 

結局、ボールは蹴らずにドリブルで

相手ゴール前に運ぶことしかないのでは?

と思いました。

 

で、これがうまくいきます

 

まず ピッチが狭いのです

 

すぐ相手ゴール前にたどり着きます

 

狭いせいで 敵選手が密集してますが、

全員が走ってはいません

 

割とドリブルでも すり抜けられます

 

そしてゴールへ

 

キックオフ(AC)-1試合目-2
<キックオフ(AC)-1試合目-2>

 

1-0でリードを奪いました

 

ここでピッチの外から審判が入ってきます

 

後で よく観察してたら、

審判はピッチの中いないのですよね

 

スローインのときとか突然出てきたりして

ちょっと変です

 

3点目を取ると観客が・・・

 

3点目が入ると 画面は観客席へ移り、

プラカードで人文字を作ります

 

キックオフ(AC)-1試合目-3
<キックオフ(AC)-1試合目-3>

 

なんとなく マラドーナっぽいですね

 

そして初戦勝利へ

 

なんと 6点目が入り、

 

キックオフ(AC)-1試合目-4
<キックオフ(AC)-1試合目-4>

 

このままタイムアップで大勝です

 

たった 3分の試合で、大量点でしたね

 



キックオフ(AC)、これでいいのか?

 

まあ、サッカーという(実際の)競技を

テレビゲームに持ってきたわけですが、

無理矢理な部分は

しょうがないと思います

 

気付いてしまった攻略法

 

3戦目のフィンランド戦で

気付いてしまったことがあります

 

相手キーパーは かなりうまくて、

シュートは高確率で防がれてしまいます

 

正面を止められるのは仕方ないとしても

どこに打ってもダメな感じです

 

ですがシュートを打たずにドリブルのまま

ゴールラインを超えれば簡単に決まります

 

相手キーパーの正面でなければ

まず決まります

 

すでに習得した「ドリブルのみで攻撃する」

という攻略との組み合わせで、

「一切蹴るボタンを押さない」

という攻略を見つけてしまいました!

 

これでいいのか?

 

引き分けた場合のPK戦

 

スポーツゲームあるあるで、

「引き分けは負けと同じくゲームオーバー」

と思ってましたが、

本作はPK戦が用意されてました

 

キックオフ(AC)-PK戦-1
<キックオフ(AC)-PK戦-1>

 

まずこちら側からのようですね

 

ゴールが決まると、

 

キックオフ(AC)-PK戦-2
<キックオフ(AC)-PK戦-2>

 

全員が逆方向のゴールに向かって

走り出します

 

そして相手側の番になります

 

キックオフ(AC)-PK戦-3
<キックオフ(AC)-PK戦-3>

 

「えっ!?」

 

いちいちゴールを変えてましたっけ?

 

昔は・・・そうだったのかな?

 

いやいや、こんな面倒なことするかな

 

そして相手がゴールを決められないと

こちらが勝利してしまいます

 

「5人蹴るでしょう!普通は!」

と思います

 

本作では最初からサドンデスのようです

 



キックオフ(AC)の最後は

 

本作は終わりがはっきりしないゲームです

 

初戦から

・ アメリカ
・ ソビエト
・ フィンランド
・ アルジェリア
・ チリ

と戦ってきました

 

最後はアイルランド戦

 

6戦目はアイルランドで これが最後でした

 

キックオフ(AC)-6試合目-1
<キックオフ(AC)-6試合目-1>

 

まだあと 4国あるように見えますが、

なぜか試合はありませんでした

 

そして攻略法を見つけた私は

一切蹴らずにゴールへ

 

キックオフ(AC)-6試合目-2
<キックオフ(AC)-6試合目-2>

 

そしてシュートを打たずに

ゴールの中へ突っ込み

容赦のない 4点目!

 

試合はそのままタイムアップで

 

キックオフ(AC)-6試合目-3
<キックオフ(AC)-6試合目-3>

 

4-0 で快勝しました

 

よく見ると、

THE END

1UP WIN A VICTORY

と書かれてますね

 

今までの勝利では なかった表示です

 

これで終わった(1周した)わけです

 

そして この後何のイベントもなく、

アメリカ戦となります

 

何か用意されていても よかったのでは?

と思います

 

まあ、これが何の大会だったのかも

わかりませんでしたが・・・

(タイトルをよく見るとJALECO CUPと

書かれてました)

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