PRO TENNIS-1982年(データイースト)
テニスを元にしたスポーツゲーム
まだグラフィックなどの能力が
低い時代でありながら、
実際のテニス(中継)のような感覚で
プレイできるように作られている
操作は 8方向レバーと ボタン1つ
プロテニス(AC)をやってみる
もしかしたら最古のテニスゲームでは?
と思ってやってみました
ファミリーコンピューター用のテニス
(マリオが審判するやつです)
が、2年後の1984年の登場ですから
最古の可能性はあるかも
でも世の中、上には上がいますから
探せば まだあるかも知れません
ちなみに古いテニスゲームといえば、
ブロック崩しのパドルのようなもので
打ち合うのがありますが、
これは入れないで考えています
プロテニス(AC)のゲームデザイン
まず、アーケードではありえない
タイトル画面です
<プロテニス(AC)-タイトル画面>
うーん、これは手抜きではなく
メモリがお高かった時代のせい
だとしましょう
そしてゲームを始めてみると
こんな感じです
<プロテニス(AC)-ゲーム画面1>
左上の “HER” が自身の点で、
“HIS” が相手の点となります
もしかして、
“男性 対 女性” なのでしょうか?
ゲームをし続け、
最後、相手のボールがオーバーして
<プロテニス(AC)-ゲーム画面2>
4点目が入って このゲームを取ります
通常のテニスでは 15、30、40ですが、
本作では 1点ずつ入るようです
1ゲーム終了ごとにサーブチェンジ
1ゲーム目はこちらのサーブでしたが、
2ゲーム目は こちらはレシーブです
以降、これの繰り返しです
コートチェンジはありません
本作は サービスエースを狙うのは
(たぶん)無理です
なのでサーブ側が有利とは言えません
プロテニス(AC)の最後は?
たぶんありません
そもそも 1ゲーム(4点)取ると、
ゲームカウントが02、03、04 と
上がっていくだけで 「相手に勝利する」、
という概念がないように思えます
ついに08ゲーム目
7ゲーム取っているわけですから、
通常のテニスなら すでに 1セットを
通過しているはずなんですが、
何も変わりません
さらに不思議なことに気付きます
相手のサーブが入ってないのです
<プロテニス(AC)-サーブ>
斜線の場所に入れないといけないのですが、
相手のサーブは丸の位置でバウンドします
これを打ち返せないと「IN」と言われます
実は本作では フォルトがありません
サーブがミスになることがないのです
10ゲーム目まで来ましたが
まだ終わる気配はないですね
<プロテニス(AC)-ゲーム画面3>
そろそろこの辺で諦めます
もうちょっとルールをテニスっぽく
作ってくれてたらなあ、と思います
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