ドアドア(FC)

ファミコン

DOOR DOOR-1985年(エニックス/チュンソフト)

 

帽子をかぶった1頭身キャラ、チュン君を操作して

敵をすべてドアの中に閉じ込める、といった

アクションゲームです

 

ドアドア(FC)-ゲーム画面
<ドアドア(FC)-ゲーム画面>

 

唯一の攻撃である“ドア”は引き戸になっていて、

教室のドアが元ネタだそうです

 

そのドアは、

・ 1度敵を閉じ込めたら再使用不可

・ 取っ手がある方向しか開けられない

・ 半分だけ閉じた状態(通称半ドア)だと
  外の敵は入れないが、中の敵は出てくる

・ 取っ手が2つあるドアは
  最初に使った方向だけが有効になる

などなどで、

特性を理解しながら面クリアを目指します

 

今回プレイしてみるファミコン版は

オリジナル・ドアドア(1983年) の移植ではなく

1985年の ドアドアmkIIに準じた仕様です

 



ドアドア(FC)をやってみる

 

私、FC版は初めてですが PC版はやったことが

あるので、なんとかなると思ってます

 

と言っても かなり昔の話ですが・・・

 

オタピョン登場

 

ラウンド5、早くもヤツの登場です

 

ドアドア(FC)-オタピョン
<ドアドア(FC)-オタピョン>

 

その名も “オタピョン

 

チュン君(自機)をジャンプさせると、

同時にジャンプするという特性を持ち、

他のキャラと違い、

すれ違い時に 跳び越えて回避できません

 

そう、

オタピョンは跳び越えられない

 

という、このゲーム最大の障壁となるのです

 

ラウンド08、どうするんだ?

 

ゲーム開始時、こんな場面です

 

ドアドア(FC)-ラウンド08
<ドアドア(FC)-ラウンド08>

 

跳び越えられないオタピョンの奥に

ドアがあるぞ???

 

でも少し考えれば簡単ですよね

 

オタピョンは自身に合わせてジャンプするので

左から落としてやればいいのです

 

そしてジャンプ誘導を使い、

金網(敵しか使えない階段)を登らせ、

ドアに追い込みます

 

ラウンド20、これってやっぱり

 

ついに 20面!

と言っても 最終面ではありません

 

ドアドア(FC)-ラウンド20
<ドアドア(FC)-ラウンド20>

 

跳び越せないオタピョンがいるのですが、

青はしごは チュン君だけが通れる上下通路

なので 退避場所として使うのですね

 



ドアドア(FC)は、全50面!

 

これ、長すぎません?

 

セーブ機能があるRPGじゃないですよ?

 

そんなに遊ぶかな・・・(←失礼)

 

ラウンド38、意外と跳べる

 

「これ出来るの?」と思わせる面です

 

ドアドア(FC)-ラウンド38
<ドアドア(FC)-ラウンド38>

 

最初はオタピョン3匹を入れてしまった方が

よさそうですが、

残りの3匹、まとめて跳び越せる?

 

実は、ぎり跳び越せます

 

チュン君のジャンプは 滞空時間が長いのです

 

ラウンド48、無理では?

 

敵1匹だけなんですが・・・

 

ドアドア(FC)-ラウンド48-1
<ドアドア(FC)-ラウンド48-1>

 

(スタート時に ポーズ状態にして考えてます)

 

ぜったいに オタピョンと入れ替わらなければ

いけないよな・・・

 

かなり悩みましたが、跳び越せます!

 

オタピョンが階段を登り切る寸前で

ジャンプするのです

 

ドアドア(FC)-ラウンド48-2
<ドアドア(FC)-ラウンド48-2>

 

そう、

オタピョンは跳び越せる

(階段きっかけで)

のでした!

 



ドアドア(FC)、最後はどうなる?

 

先ほど記述した通り、50面あります

 

さあ、最終面はいかに!? クリア後は?

 

ラウンド50、激ムズかも!?

 

これまで通り、ポーズボタンで作戦会議

 

ドアドア(FC)-ラウンド50-1
<ドアドア(FC)-ラウンド50-1>

 

「ドアまでどう行くんだ?」

と悩んだのですが、とにかくやってみる

に作戦変更! 道を切り拓いていきます!!!

 

そして、

 

ドアドア(FC)-ラウンド50-2
<ドアドア(FC)-ラウンド50-2>

 

なんとかドアの位置まで到達できる道順を

発見しました!

 

ヤッターーー!!

 

って喜んだのも束の間、

敵が上(ドアの段)にあがって来ません

 

???

 

ラウンド50、再挑戦

 

50面は 道順が難しい、以外に

もう一つワナがありました

 

「敵を下の袋小路におろしてはいけない」

という事です

 

先程の道順の途中、

 

ドアドア(FC)-ラウンド50-3
<ドアドア(FC)-ラウンド50-3>

 

この位置でジャンプし、敵を一度上に登らせ

その隙に順路を再開するのです

 

素早く行かないと、けっこうギリギリですぞ

 

何度も挑戦し、ミスもなくタイムロスもなく

ドアに位置までがんばって・・・

 

・・・って今、最終面 ですよ!

 

ドアドア(FC)、恐るべし

 

全面クリア!その先は・・・

 

晴れてエンディング、ではありませんでした

 

50面クリア後、

 

ドアドア(FC)-ラウンド01
<ドアドア(FC)-ラウンド01>

 

1面です。

 

何もなく、1面からスタートです

 

この時代、ループゲームは当たり前でしたけど、

こんな難しい面作っておいて

メッセージひとつないって、どうよ? です

 

ドアドア(FC)の感想

 

いろいろ言ってきましたが、面白かったですね

 

さすが 8ビットPCから移植されるだけあって

評価の高かったゲームです

 

・・・しかし、

 

50面も用意しているうえ 最終面の難解さは、

(製作者側からは)クリアさせないつもり

だったのかも

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