DOUBLE DRIBBLE-1986年(コナミ)
バスケットボールを元にしたスポーツゲーム
ゲーム開始前にアメリカの国歌が流れるので
おそらくNBAが舞台だと思われる
<ダブルドリブル-ゲーム画面>
操作は 8方向レバーと ボタン3つ
ダブルドリブルをやってみる
正直、
「バスケットボールの雰囲気があれば
そこまで複雑にしなくてもいいのになあ」
と感じさせられました
それは、操作が難解なのです
操作できるプレイヤーは
点滅してるキャラ一体なのですが、
問題は 3つあるボタンの役割です
攻撃時はそれぞれ、
・ ドリブル
・ パス
・ シュート(押した長さでジャンプ)
守備時には、
・ スチール(ボールを奪う)
・ 操作キャラのチェンジ
・ ジャンプ
となっています
ボタンが3つある時点で 私は混乱するのに
役割が2種類あるとは・・・
しかも、ドリブルはボタンを連打する必要が
あるという、現実に近い感じになっています
これは・・・連射スイッチを使いますか
かっこいいダンクシーン
ゴール付近でジャンプシュートをすると
<ダブルドリブル-シュートシーン>
こんなアニメーションになります
しかし、ゴールが決まるとは限りません
どちらかというと、敵なら決まり
こちらは失敗、になる気がします
(下手なだけ?)
ゲームが終わるルールは?
スポーツゲーム全般にこの問題はあります
実際のスポーツと同じルールにすると、
ビデオゲームとして成り立ちません
ご存知の通り、バスケットボールの場合
何点取れば終了というのはなく、
時間内に多くの点を取ったチームが勝ちです
それに対し、本作では 1分間という
制限時間があります
1分毎に、点数が敵チームを上回っていれば
ゲーム続行というルールとなっています
で、いつ終わるんだ?
という疑問がゲーム中に起きました
<ダブルドリブル-第1ピリオド-1>
ゴールを決める → 即、敵からボールを奪取
という連射スイッチを使ったズル技を使い、
調子に乗って 60-6 というスコアに
してしまいました
終わらないぞ?
第1ピリオドは 3分41秒を経過してるけど、
どこまで続くんだ?
時間がなかなか進まないので、
ボールを持ってもシュートを打たず
逃げ回る作戦に移ります
ついに終わったぞ(第1ピリオドが)
12分で終わるようです
<ダブルドリブル-第1ピリオド-2>
259-77 というスコアになりました
12分ということは NBAのルールと同じです
ってことは、全部で 4ピリオドあるの!
長すぎますよ!
しかも、本当のバスケットボールと同じで
12分はインプレイ中しか進まないので、
実際は もっと長いのです
ゲームとしてどうなん!
きっと、本作を作った人は 本当に
バスケットボールが好きなんでしょうね
ゲームに寄せなかったんですから
第2ピリオド、とんでもない作戦に
画面の位置あたりでドリブルを続けます
(連射スイッチで)
<ダブルドリブル-第2ピリオド>
敵はボールを取りに来ません
24秒ルール(24秒以内にシュートを
打たなければならない)まで粘ります
敵にボールを取らせ、すぐ奪取します
(連射スイッチで)
再び24秒から始まります
というのを繰り返し、12分粘ります
敵に取られれば、失点というリスクが
ありますが、大量リードがあるので
この作戦を決行します
なんという無気力試合でしょう
スコアも 283-258 まで迫られています
ダブルドリブルの最後は?
1ピリオド 12分の 4ピリオド行いますが
この 1試合しかありません
それでも長いです
1時間はかかるでしょう
最終の第4ピリオド
さきほど見つけた作戦、
「無気力試合」を続けました
<ダブルドリブル-第4ピリオド>
第4ピリオド開始時、 301-265 です
12分間 このスコアが動かないという
とんでもない泥仕合で乗り切りました!
そしてエンディングへ
エンディングというものではありませんが、
超長いゲームの最後です
<ダブルドリブル-エンディング>
チアリーダーも交えて喜んでいます
ホント長かったです
バスケットボールのルールを変えなかった
根性は伝わりましたが、
ゲームとしてはバランス悪いかな、
という感じでした
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