実写も交えた疑似3Dテニス/アルティメットテニス

アーケードゲーム

ULTIMATE TENNIS

-1994年(バンプレスト/アート&マジック)

 

テニスを元にしたスポーツゲーム

 

疑似3Dのグラフィックを使った立体感と

上下左右にもスクロールで

テニス中継のような臨場感がある

 

アルティメットテニス-ゲーム画面
<アルティメットテニス-ゲーム画面>

 

操作は 8方向レバーと ボタン3つ

 

ボタンは 3つとも “打つ” 動作に使用し、

それぞれ ハード、ソフト、ロブなど

打ち方に違いがある

 

また、2つ以上同時押しで 別の動作もある

 



アルティメットテニスのシステム

 

デモ画面を見ていると

かなり本格的なテニスになっているな、

と思いました

 

プレイヤーセレクトでは6人から選ぶ形です

 

アルティメットテニス-セレクト1
<アルティメットテニス-セレクト1>

 

・ Karl Shure (ドイツ)
・ John Hendrix (アメリカ)
・ Luis Gomez (スペイン)
・ Jim Smith (イギリス)
・ Yann Lejeune (フランス)
・ Erik Bergsson (スウェーデン)

 

残念ながら実在の人物ではないようです

実写画像まであるのに・・・

 

ゲーム用にモデルを使ったのでしょうか?

 

4大大会が舞台

 

4つのトーナメントから選びます

 

アルティメットテニス-セレクト2
<アルティメットテニス-セレクト2>

 

・ ウィンブルドン(イギリス)
・ フラッシング・メドウズ(アメリカ)
・ ローランギャロス(フランス)
・ オーストラリア

 

こちらは実際のテニス4大大会です

 

スポーツをゲームにする問題点

 

テニスだけでなく、

どんな競技でも この問題は発生します

 

それは、

スポーツのルールそのままをゲームに

持ち込むと、あまりにも時間が長くなる

ということです

 

本作では、ゲーム終盤から始まるという

設定(シナリオ?)で解決しています

 

ゲームを開始すると、

いきなり第3セットの4-4から始まります

 

アルティメットテニス-ゲーム開始
<アルティメットテニス-ゲーム開始>

 

2セット取ると勝利、という状態ですね

 

画面右上のテニスボールと “6” は、

テニスのプレイで失点すると減っていく、

ゲーム独自の得点です

 

0になるとゲームオーバーというわけです

 

つまりテニス自体の “負け” とは別に

ゲームオーバーが決まってしまいます

 

勝利(優勝)するには、

無駄な失点をしないことも必要です

(コンティニューという手もありますが)

 



アルティメットテニスをやってみる

 

プレイヤーにドイツのShure

(シュアと読むのかな?)を選び、

ウィンブルドンの初戦です

 

相手はスウェーデンのBergsson

(読みは “ベルクソン” でいいのかな)

 

1セット目は難なく取りました

 

そしてコートチェンジ時の休憩です

 

アルティメットテニス-イギリス-1
<アルティメットテニス-イギリス-1>

 

実写っぽい画像が動いていて リアルです

 

2セット目が不利なテニス

 

そして 2セット目が始まります

 

現在 3ゲーム目が 5-4 なので

このセットを取れば勝利です

 

アルティメットテニス-イギリス-2
<アルティメットテニス-イギリス-2>

 

プレイヤーは画面奥側になり、

サーブは相手側になります

 

これが結構不利です

 

なぜなら、

ボールの速度と落下点がわかりません

 

ただ 本作では、ボールの位置とタイミングを

間違わなければ、

かなり無理な打ち方でも返してくれます

 

初戦を勝利!

 

不利な 2セット目もこなして初戦突破です

 

アルティメットテニス-イギリス-3
<アルティメットテニス-イギリス-3>

 

この調子で優勝するぞ!

 

決勝戦も勝利へ

 

初戦(準々決勝)、準決勝、、決勝の

3戦で優勝となります

 

決勝の相手はイギリスのスミスです

 

とにかく前に出てくる強敵でしたが

なんとか勝利しました

 

アルティメットテニス-イギリス-4
<アルティメットテニス-イギリス-4>

 

優勝カップを貰えたようです

 

もうちょっと何か無かった?

 

写真がセレクト画面と同じなんだけど

 



アルティメットテニスの最後は?

 

4大大会すべて制覇が ゲーム制覇のようです

 

3大会勝利して残ったのは

オーストラリアオープンです

 

アルティメットテニス-全豪OP-1
<アルティメットテニス-全豪OP-1>

 

最後の大会もいよいよ決勝戦

 

最後の相手はスウェーデンのベルクソン

 

アルティメットテニス-全豪OP-2
<アルティメットテニス-全豪OP-2>

 

彼は最初の大会、ウィンブルドンで

初戦を戦った相手です

 

運命のめぐり合わせですね

 

本作では 2大会目から極端に難しくなります

 

相手はネット際に出てきて、

ドロップショットやロブで前後に振り回します

 

こちら側からは、左右に打ち分ける攻撃が

通用すると思います

 

相手がダイブを繰り返すようになったら

チャンスです

 

4大会目(最終面)にもなると慣れてきました

 

エンディングへ

 

今まで通り 優勝カップを貰って、

それに加えてメッセージもあります

 

アルティメットテニス-エンディング
<アルティメットテニス-エンディング>

 

メッセージはスクロールしていき、

 

そのままスタッフロールです

 

ゲームのほうは 2周目になります

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