GRADIUS II-1988年(コナミ)
タイトルに“正統”と付けたのは
グラディウスの続編には いろいろあるからです
1985年 – グラディウス
1986年 – 沙羅曼蛇
1987年 – ライフフォース
1987年 – グラディウス2(MSX)
1988年 – パロディウス(MSX)
今では 本作が公式の続編となってますが、
当時は 全てが続編のつもりだったかも知れません
ただ、“グラディウスII-GOFERの野望-”の登場で
「これこそグラディウス!」 と思った人も多いでしょう
<グラディウスII-ゲーム画面>
それぐらいゲームデザインが他を圧倒していました
新システム – パワーアップの選択
ゲームスタート時に 自機のパワーアップタイプ
(いわゆる武器)を 4タイプから選びます
<グラディウスII-選択画面>
パワーアップを表にすると、こんな感じです
SPEED UP | MISSILE | DOUBLE | LASER | OPTION | ? | |
1 | 同じ | MISSILE | DOUBLE | LASER | 同じ | SHILD |
2 | SPREAD BOMB | TAIL GUN | ||||
3 | PHOTON TORPEDO | DOUBLE | RIPPLE | |||
4 | 2-WAY | TAIL GUN |
選択のカギは“ミサイル”
敵に当たると爆発し、周囲にもダメージが与えられる
“SPREAD BOMB”(上から2番目を選択)が
もっともゲーム攻略に役立つでしょう
<グラディウスII-SPREAD BOMB>
次に魅力的なのは、上側にも撃てる
“2-WAY”でしょうね
残り2種はそんなに有利ではないと思われます
“ダブル”は どうせ使わない?
上方向に撃てるグラディウスのDOUBLEに加え、
“TAIL GUN”という前後に撃てる武器が追加
しかし、どちらも使えない!
通常攻撃が貧弱になるだけです
もちろん、レーザー系との併用はできません
“レーザー”と“リップル”は一長一短
グラディウスと同じ LASERは、連射をしなくていい
という利点と、貫通能力があるのが特徴
新たに追加された“RIPPLE”は連射をする必要が
あるものの、上下に攻撃範囲が広いのが利点
攻撃力も連射次第では 強力になるので
体力に自身がある人は リップルが向いてるかも
グラディウスを踏襲したデザイン
沙羅曼蛇は システム的にも大きく変更されてますが、
それ以外にも続編という感じはしませんでした
MSX版グラディウス2ではハードウエア的に
厳しい面もありました
グラディウスIIはグラディウスの世界観そのまま、
というゲームデザインとなっています
モアイが定番キャラに
グラディウス = モアイ
というのは初代からあるイメージですが、
“II” で さらに定着した感があります
モアイが立ち上がったり首を振ったり
“I” からパワーアップしてます
<グラディウスII-モアイの演出1>
中ボスのモアイは ジャンプします
<グラディウスII-モアイの演出2>
大ボスのモアイは、極小モアイを大量に吐き出します
<グラディウスII-モアイの演出3>
新たなアイデアのステージも
3面は氷のステージです
大きいを撃ち壊すと、分裂してさらに数が増えるので
全部を壊しには いけません
<グラディウスII-ステージ3>
6面は高速スクロールステージです
ここではスピードアップ 2回しておかないと
乗り切れません
<グラディウスII-ステージ6>
“ちちびんたリカ”登場?
ちちびんたリカ、ではなく “クラブ”という
名前だそうです
<グラディウスII-クラブ>
ちなみに、こちらのほうがオリジナルです
ステージ8(最終面)で やっと登場するので、
出会えた人は 上級者だけでしょうね
対して、パロディウスだ!の ちちびんたリカは、
2面で登場するので こちらのほうが有名かも
グラディウスII、最後はどうなる?
全8ステージ
各面のバラエティー感から考えると
かなりボリュームを感じます
ステージ8、最終ボス登場
初代グラディウス同様、攻撃してきません
<グラディウスII-ラスボス戦>
サブタイトルに “GOFERの野望”とあるので
これがゴーファーでしょうか
機械的な言葉を発しますが、聞き取れません
頭と繋がってるヒモ状のものを撃てば完了
そしてエンディングへ
敵要塞から脱出する様子が流れます
<グラディウスII-エンディング>
自機が脱出したタイミングで
敵要塞が爆発します
そして、スタッフ紹介になります
<グラディウスII-スタッフ紹介>
この後、2周目が始まります
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