ATOMIC RUNNER CHELNOV-1988年(データイースト)
30年ほど古いゲームなので、今のゲームと比べると
見た目が かなり地味なのは しょうがないですが、
当時の他のゲームと比べても、「一昔のゲーム」的な
感じでした
タイトル画面はこんな感じ
<チェルノブ タイトル画面>
「ATOMIC RUNNER CHELNOV -戦う人間発電所-」
と書かれています
“問題あり”のタイトル名
このタイトルを見たとき、
「もしかしてアレでは?」
と思った人はいるでしょう
1986年のチェルノブイリ原発事故です
「それとは関係ないだろう」
とは言い切れません
オープニングでわかります
<チェルノブ オープニング画面1>
「ある日、原発の爆風が起き、
その時、爆風下に
炭鉱夫 チェルノブがいた。」
<チェルノブ オープニング画面2>
「九死に一生を得たが、彼の体は
異状能力に支配されていた。」
<チェルノブ オープニング画面3>
「超人として生きる決意をした。だが-
デスタリアンの触手はすでに彼にも」
<チェルノブ オープニング画面4>
「行け! チェルノブ
我前に敵は無し」
はい、言い訳できませんね
要約すると、
・原発事故がおき、主人公は被害に会う
・異状能力に目覚める
・それがアトミックランナー
とても不謹慎です・・・
こんな解釈も
・ 主人公は原発事故前から“チェルノブ”という名前である
・ ゲームタイトルに「戦う人間発電所」とある
・ なので、 発電所=チェルノブ
・・・完璧にOUT
ゲーム自体は面白い
このゲームは、スーパーマリオブラザースのように
右へと進んでいく スクロール型のゲーム
ただし、強制スクロールなので じっくり進むことは出来ない
(速く進むことも出来ない)
自キャラと敵が接触すると、1アウト(1死)
地面のないところに落ちても1アウト
3人失うとゲームオーバー
といったところも、スーパーマリオと同じです
不便さが 面白さ?
8方向レバーと3ボタンの構成
ボタンの役目は
・攻撃(銃を撃つなど)
・ジャンプ
・自身を反転させる
これは多機能に見えるが
ジャンプは、注意しないと敵に直撃することもある
というよりこれで結構やられる
自身を反転させると、後ろ(画面左側)にいる敵を攻撃できる
しかし、前がおろそかになり 反転ボタンを探す(考える)間に
やられてしまう
ボタンが3つあるのは 意外と難しいのである
チェルノブの最後は?
このゲーム、意外と難しいです
後半は敵の攻撃も凄まじいのですが、
自分のジャンプが原因で死ぬこともあるし、
ノーコンティニューでは難しいでしょう
最終面は 7面
この面をクリアで終わりとなります
<チェルノブ ラスボス戦>
最後の敵は はじめ道路での決戦でしたが、
足場の悪い 自由の女神の肩に飛ばされます
慌てずに敵のパターンを掴みましょう
そしてエンディングへ
元の道路に戻って、自由の女神を見ています
<チェルノブ エンディング1>
「終わってしまった
しかし彼には安住の地はない
走れチェルノブ」
英語っぽいですが ローマ字です
そしてチェルノブが走っている場面になり、
同時に敵キャラ紹介となります
そして最後に、
<チェルノブ エンディング2>
少々かっこ悪い感じの画面で終わります
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