WORLD HEROES-1992年(SNK/ADK-アルファ電子)
2Dグラフィックの格闘ゲーム
前年(1991年)に大ヒットした、
ストリートファイターII(カプコン)のブームに
乗る形で登場
同じネオジオからは餓狼伝説(SNK)が既に
出ていたが、
ストIIのような “対戦型”という点では、
本作のほうが
「当時のゲーマーが期待するスタイル」
と言えるかも
<ワールドヒーローズ-ゲーム画面>
操作は 8方向レバーと ボタン3つ
ボタンは パンチ/キック/投げ技
ワールドヒーローズをやってみる
初期の格闘ゲームだけあって、単純明快
難しいことはありません
ただ、格ゲーに付き物のヒロインキャラは
失敗してるかも
甲冑(鎧)を着ているので、残念なような
それはそれでいいような・・・
わかりづらいシナリオ
ゲームを開始すると博士のような人物が現れ、
<ワールドヒーローズ-デモ画面>
「よく来てくれた!!」
「さっそくタイムマシンで世界中にいる
強豪たちのところへ駆け付けてくれ!!」
「健闘を祈る!!」
これだけで理解するのは 困難なのですが、
このゲームでは 歴史上の人物での最強を
決める、というシナリオです
じゃあ、この博士は誰に言ってるの?
という疑問がありますが、
これは、プレイヤーセレクトの後で言った
ほうがよかったのでは・・・?
プレイヤーセレクト
まずはプレイヤーを 8名から選びます
<ワールドヒーローズ-セレクト画面>
この画面で、名前も全身姿も表示されない
という 不親切ぶりです
左から、
・ HANZO(ハンゾウ)
・ FUUMA(フウマ)
・ DRAGON(ドラゴン)
・ JANNE(ジャンヌ)
・ J.CARN(J.カーン)
・ MUSCLE POWER(マッスルパワー)
・ BROCKEN(ブロッケン)
・ RAS PUTIN(ラスプーチン)
となっていて、歴史上の人物もいるという
設定ですが、本名で登場してない人もいます
今回は唯一の女性キャラ、
“ジャンヌ”でやってみます
彼女は、パンチボタンで剣を振ります
まずは1勝です
最初の相手は、J.カーンでした
勝利すると、
<ワールドヒーローズ-バトル1>
「オホホホホ、土下挫すれば負けて
あげてもいいわよー。オホホホホ!!」
いやいや、
土下座されても負けるのはダメでしょう!
こんな感じで 7戦戦います
(同キャラ対決は ありませんでした)
ワールドヒーローズの最後は?
全8バトル
最初に選ばなかった7名と戦った後、
ボスキャラ登場というパターンです
バトル7が終わると・・・
まず 博士登場です
<ワールドヒーローズ-バトル8-1>
「よくやった、きみこそ史上最強に
ふさわしい者だ。」
「さっそく、表彰式を・・」
「な、なんだ!!!」
画面が乱れ、別の映像になったようです
<ワールドヒーローズ-バトル8-2>
「フハハハハハッ!!このオレ様は、
宇宙最強の男!「GEEGUS」だ!!!」
「地球を、潰されたくなかったら、
オレ様と勝負してもらおうか!」
宇宙最強で、地球を潰せる男のほうから
勝負を挑まれるという、理解し難い展開です
最終面、バトル8
ラスボス、ギガス戦です
<ワールドヒーローズ-バトル8-3>
彼は、液体のような ヌメっとした状態から
人間の姿になり、さらに今まで対戦してきた
相手に次々と姿を変えます
まるで 映画のターミネーター2(1991年)
本作の登場年(1992年)からして、
パ○った感はあります
そしてエンディングへ
どうやら、選んだキャラによって
違うエンディングになるようです
<ワールドヒーローズ-エンディング>
「わたしに勝てるくらい強い男って
いないのかしら。」
「結婚はまだまだ先ね・・・。」
「さーてもっと強い男を
探しに行こーっと!!」
「彼女の闘いはまだまだ終わらない・・・」
タイムマシンでジャンヌ・ダルクを連れて
来たのなら、このセリフはおかしいのでは?
それと宇宙最強の男を倒してしまっては
もう闘いは終ってる感じですが・・・
この後、スタッフ紹介になり
ゲームは完全終了です
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