1988年(テクノスジャパン)
“さいゆうごうまろく
りゅうぼうようぎのしょう”
と読む
海外名:China Gate
上下左右スクロール型のアクションゲーム
決められた範囲内でのスクロールなので
画面固定型ともいえるかも
西遊記のキャラクターや設定が
使われているゲーム
<西遊降魔録-ゲーム画面>
操作は レバーとボタン3つ
レバーは左右移動と下移動の使用
ボタンは 通常攻撃、ジャンプ、そして
弾制限がある特殊攻撃
なんとなくシリーズ物の一つのような
ゲームタイトルだが、この一作品だけで
続編などは出ていない
コンシューマ機への移植もなかった
西遊降魔録をやってみる
正直言うと、
せっかく西遊記を題材にしているのに
それほどゲームに生かされていない感じです
1988年という時代からも、もうちょっと
がんばれたのでは? とも思います
この時代のテクノスジャパンは、すでに
“くにおくんシリーズ”を発売していて
こちらのヒットが見えてきた(?)ので、
本作のシリーズ化は早い段階で
断念されていたのかも?
デモでシナリオ説明
立派な建物の中で経典(?)が盗まれ、
それを3人が追いかけるというデモです
<西遊降魔録-デモ画面>
悟空以外もキン斗雲に乗っているのは
少々違和感があります
(オリジナルの西遊記はそうなのかな?)
まずはプレイヤーセレクト
この3人から選びます
・ 孫悟空
・ 猪八戒
・ 沙悟浄
<西遊降魔録-セレクト画面>
3人とも なんとなく悪人顔ですね
ボス登場まで ひたすら戦う
塔をジャンプで どんどん登って行けますが、
最上部に到達しても何もありません
忍者くん(1984年タイトー)のようなマップです
ゲートから出てくる敵をひたすら倒します
すると画面が暗くなりボス登場です
<西遊降魔録-ステージ1>
耐久力が高いですが、
こいつを倒せばクリアです
西遊降魔録は、面=幕?
3つの幕に分かれています
・第一幕 突撃!妖魔の館
・第二幕 魔王の本拠地へ
・最終幕 ラーヴァナ対決
<西遊降魔録-最終幕>
西遊降魔録の最後は?
面を区切る仕組みがわからないのですが、
ボス戦を基準にすると 全5面、
“幕”を基準にすると 全3面となります
どっちにしろ、かなり短いゲームです
最終面、ラスボス戦
第一形態はこんな感じです
<西遊降魔録-ステージ5-1>
攻撃すると、腕がどんどん取れていき
最後は顔だけになります
倒せば続いて第二形態です
<西遊降魔録-ステージ5-2>
攻撃が当たるのは 赤い脳の部分で、
攻撃してくるのは背景の青いヤツです
結構苦労しました
このあと また形態を変えるのですが、
見た目は あまり変わらないので割愛します
そいつを倒せば経典(?)が降ってきます
そしてエンディングへ
メッセージが表示されます
<西遊降魔録-エンディング1>
「あなたの降魔録は これで終わりです。
それでは最後に お釈迦様のお言葉を
頂いてからお別れにしましょう。」
画面が変わり、お釈迦様登場です
「汝ら経を取り戻し、幾多の降魔の功あるに
よって五千四十八巻の経を与える」
「また、汝らを成仏させ大職をさずけよう。」
<西遊降魔録-エンディング2>
意味がよくわからないですが、
西遊記か仏教と関係があるのでしょうね
ゲームのほうはスタッフ紹介に移り、
完全終了となります
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